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てんかん性精神病に関する日本てんかん協会の見解

2019年09月28日

日本てんかん協会は、この病気の社会的理解の促進や、病気に悩む人たちの社会援護活動など、さまざまな運動を全国規模で行っています。
てんかんに対する偏見を無くすべく、様々な活動を行っています。
日本てんかん協会は、てんかんを不治の病としておらず、100人に1人といわれていると考えています。
そのため、決して珍しい病気とはとらえていません。
また、患者の70%~80%は、薬によって発作をコントロールすることができ、なんら支障なく社会生活をおくることができるとも示しています。
残り20%のについては、「難治性てんかん」と呼ばれています。
てんかん性精神病の1つとしてあげられる意識障害により、車の運転については一定の制限があり、転落の恐れのある高所での作業や、溺死の可能性もあるとして水辺に関するものについて制限がされることはあります。
発作は多様にあり、一般的に知られている全身けいれんだけではありません。
部分的に意識を消失する場合もあれば、意識がある中での発作もあります。
身体がけいれんすることはなく、ただ意識障害のみという発作もあります。
この病気は、かつて精神病として考えられていました。
合併症でひきおこされる精神的な不安定な状態も、てんかん性精神病であるという考えがあります。
意識障害だけではなく、てんかん性精神障害としては、感情障害、精神変化、行動異常などがあげられます。
これらのてんかん性精神病によるこころの面での負担や、うつ病の症状などで苦しむ患者も少なくありません。
日本てんかん協会は、そのような人々の苦しみや悩みを共有することで少しでも負担を軽くするため、講演会などを行うだけではなく、書籍などでもその症状の理解を促しています。
ホームページでは、症状に関する情報だけではなく、発作の場面に遭遇した時の対応についても示されています。